薬局や通信販売などで販売されているものです。睡眠中に軽いいびきがある方や、ごく軽度の無呼吸がある方には有効な場合もある様ですが、睡眠中に外れることも多い様です。
鼻のスプレーは、鼻づまりを取るために有効な方法ですが、その方法に依存的になることもありますので、使用にあたっては主治医や耳鼻咽喉科医にご相談下さい。まや、鼻腔内のポリープがある場合や、鼻の構造的に空気の通りが悪い人などには、効果がありません。
黄体ホルモン剤(メドロキシプロゲステロン)や降圧利尿剤(アセタゾラミド)が軽度の睡眠時無呼吸症候群の治療薬剤として、使用される場合もあります。しかし、こうした薬剤による治療は、中等度から重度の睡眠時無呼吸症候群には有効では無いと考えられています。
心臓や呼吸器に疾患のある患者様には、低酸素を改善するために、経鼻的持続陽圧呼吸療法装置(nasalCPAP)と酸素吸入療法が併用されます。その場合は、鼻マスクに直接、酸素チューブを接続します。